【デイサービスほうじゃね上安の休業に対するご報告】

スタッフと共に何とか日々乗り越えようとして来てまいりましたが、三次市のデイサービス(特養)のクラスター感染、一昨日の広島市佐伯区の障害者施設のクラスター感染などの連日の報道により、ご家族様の不安も最大限に高まり、昨日、たくさんの方がのお休みさせて下さいとの連絡の際に、“デイサービスに行かせて良いものだろうか?”と葛藤されているご利用者様のご家族の心の声を聞かせて頂きました。
苦渋の決断ではございますが、デイサービスほうじゃね上安は4/15をもちまして、この状況が収まりますまで、4/16~休業とさせて頂く事とします。
再開の目途に関しましては未定とさせて頂きます。
また、どうしてもご自宅では難しいというご利用者様の対応に関しましては、ほうじゃね可部にて、お受けさせて頂く事に致しました。
いろいろな方から、“感染者が出たから閉めるの?”などという不安のお声を耳に致しましたので、この場をお借りして説明させて頂きます。スタッフ、ご利用者様、ご家族から感染したとの情報は一切ございません。皆さまお元気です。
ただ、この新型コロナウィルスの恐ろしさ、ここ2.3カ月報道で認識されておられる上に、10年来お世話になっているお医者さんからお聞きした耳を疑うリスク情報を、広島感染状感染状況がここまで来るまでには、ご家族様にも、お伝えさせて頂いておりました。
ですが、やはり在宅で24時間365日年中無休で、ご利用者様と過ごされてるご家族様のご負担を少しでも軽くさせて頂きたい思いから、あまり強くはご自宅でなんとかなるのであればご自宅でお過ごしできないでしょうか?とは、とてもじゃないけど、お伝えする事はできませんでした。ご家族の皆様と常日頃共に過ごさせて頂いてるので…。
今回の報道でご家族様が意思決定されたのを機に、感染拡大を防ぐ為に、そして何よりご利用者様、スタッフをお守りする為に、思い切って苦渋の決断を致しました。
この未曽有の状況は、人間とウィルスとの戦争だと感じてます。
全員で生き抜いていく事こそが正解だと信じております。
ご利用者様、ご家族の皆さま、ケアマネの皆さま、そして頑張ってくれているスタッフには、
大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の上ご了承ください。

最後に…
今までうちに通って頂き、我々に命がけで介護・介助とは何かを教えて頂いた歴代のご利用者様に対して顔向けできるように、そして何よりこの施設を継続さていく事ができるように、
今できる事を精一杯取り組ませて頂ければと思います。
絶対再開させて頂きますので、その時にはどうぞ宜しくお願い致します。
2020年4月16日
VOLO(株) 代表取締役 松野 廣志